インフォシス株 INFY (ADR)
(米国以外の企業の株を、米国で売買できるようにしたものがADR銘柄という理解です
。)
インフォシスは、インドのITコンサルティング・ソフトウェア企業。
マネックス証券で買えるインド銘柄で、一番買いたい思える銘柄がこの企業でした。
私が最初に買付けたのが2017年11月でした。
その後、数回買い増ししています。
それ以前からインド・中国株への投資は、なんとなくしといたほうが良いだろうなあと思っていましたが、
実際に投資しとかなあかんと思うようになったきっかけの一つは
ある本を読んでからだと思います。
その本は、ソフトバンクの孫さんに関する本で、
少し古いですが、2016年11月発行の「孫 正義2.0新社長学」です。
ソフトバンクの社長室長だった嶋さんが書いた本で、今や世界的投資会社となったソフトバンクグループの理解にもつながる興味深い本です。
本の内容ですが、下記のような記載がありました。
まず孫さんのビジネスについての記載ですが、
・1990年代多くの人がインターネットの時代がくるときいていた
→ソフトバンク孫さんは、1995年にヤフーに投資した。
・21世紀初めに誰もが中国の時代が来ると聞いていた。
→ソフトバンク孫さんは、2000年にアリババに投資した。
・2008年頃スマホ革命が起きると予測
→ソフトバンク孫さんは、2006年にボーダフォン日本法人を買収した。
→2013年米国でスプリントを買収した。
・2018年にコンピュータが人間の能力を超えると予測(コンピュータチップの中で、電気の流れをコントロールするトランジスタの数が、人間の脳のニューロン数300億個を超える物理的なクロスポイントが2018年)。IOT革命が起きる。
→2016年にアーム社買収を発表。
・2045年に「シンギュラリティ」が起きて、機械が自動で進化するようになるという予測。
次に中国とインドについての記載ですが、
・これからの35年間を見た時に世界の2大経済圏は中国とインド。
・2029年にインドの人口が世界一になるという予測がある。
・2030年代中頃インドは、GDPで米国を抜くという予測がある。
・インドは1人当たりのGDPが10年前の中国と同じになった。これから爆発的に成長する。
M&A戦略についての記載
→M&A戦略は目標達成へのワープ。ドコモを抜いたと言ってもスプリント買収という飛び道具じゃないか。そんなことで良いのかという批判に対し、「そんなんでいいんだ」と答え続けたそうです。
お時間あれば読んでみることをお勧めいたします。